
「按分対象の減価償却費」を「【管】減価償却費」に振り替える
「按分対象の減価償却費」を「【管】減価償却費」に振り替える方法をご紹介します。
1.固定資産台帳から流れてくる仕訳について
1-1 固定資産台帳に登録すると、減価償却費が自動で計算され、以下の仕訳が自動計上されます
(借)減価償却費(A事業) xxx(貸)固定資産(工具器具備品等) xxx
(借)減価償却費(管理部門) xxx(貸)固定資産(機械装置等) xxx
- 従来のNPOキットでは、この自動計上された「減価償却費」を「【事】減価償却費」又は「【管】減価償却費」に振り替える必要がありましたが、Nportではそのまま取り込めるようになっています
2.按分対象科目である場合は振替が必要
2-1 振替が必要な場合について
- ただし、自動計上された「減価償却費」が按分対象である場合、つまり以下のような場合には、Nportの仕様上、自動で計上される「減価償却費」を「【管】減価償却費」に振り替える必要があります
- 事業部門と管理部門に共通する経費である場合
- 収益事業を行っている場合の「管理部門」に属する経費である場合
2-2 振替伝票の計上内容について
- 上記1の場合
- (借)【管】減価償却費(共通部門) xxx(貸)減価償却費(共通部門) xxx
- 上記2の場合
- (借)【管】減価償却費(管理部門) xxx(貸)減価償却費(管理部門) xxx
- freeeへの登録方法は振替伝票を登録してみる をご参照ください